より安全で正確な治療のために
歯科用CT
見えなかったものが見える、分からなかったことが分かる、治療の安全性が広がる。

歯科用CTとは?
CTとは、Computed Tomographyの略。
コンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で、3次元の立体画像を撮影することができる装置です。歯やあごの骨の詳細な立体構造・神経の位置などはもちろん、血管の走行・上顎洞(鼻の奥)の形態や粘膜の状態、病巣なども立体画像で確認できます。
一般のレントゲンでは判断できなかった、痛みや症状の原因究明に役立ち、より正確な診断・治療が可能になるのです。
主に、インプラント・歯周病・矯正・親知らずの抜歯などの治療の際に用いられます。
インプラント
インプラント治療では、埋入する部位の骨の状態(質や厚み、高さ、形態など)を正確に判断することが可能になります。歯科用CTでの撮影画像をもとに、的確な治療計画を立てることができるので、より安心して治療を行うことができます。
歯周病
歯周病は、細菌感染による骨の破壊が起きる病気なので、骨の破壊の程度などをよりリアルに見て判断することができます。また、骨の状態からおおよその歯の寿命を積算することも可能です。非常に予知性の高い治療が行えます。
矯正治療
矯正治療への利用では、顎骨の状態が正確に分かるので、歯の移動の限界が予測でき、また軟組織の状態も分かるので、的確な治療計画を立てることができます。最適な治療方法が見つかることで、治療期間の短縮にもつながります。
CO2レーザー

炭酸ガスレーザー
歯科用炭酸ガスレーザートップクラスのシェアを誇る機器を導入し、できるだけ出血や痛みが少ない治療ができます。
CO2(炭酸ガス)レーザーによる治療効果
CO2(炭酸ガス)レーザーの大きな効果として、痛みをとる、傷・炎症を早く治す、免疫機能を高める、といったものです。
腫れている部位の切開、治癒の促進
歯肉が炎症を起こして腫れている場合、麻酔をせずにレーザーを照射することで腫れが早くひき、同時に痛みを少なくすることができます。また、虫歯が歯肉の下の方まで進行していた場合、その歯を生かして機能させるためには、歯肉を切ってあげなければなりません。炭酸ガスレーザーを用いることで、従来の電気メスの場合と比べて、歯肉がよりきれいな治り方をします。
根の治療の痛みの緩和、治癒促進
神経の治療では、神経をすべて除去し、さらに細菌も死滅させなければなりません。
レーザーを根管(神経の穴)にあてることで、細菌を取り除き、治療の成功率が上げることができます。
口内炎の痛みの緩和、治癒促進
以前は塗り薬で治していた、さわると痛い口内炎。
炭酸ガスレーザーを照射することで、あてた瞬間から痛みがなくなり、早く治すことが可能です。
歯肉が黒くなっている部位(メラニン色素)の除去
メラニン色素が多く、歯肉が黒く着色している場合、炭酸ガスレーザーを応用することで痛みを感じさせることなくメラニン色素を除去し、きれいな歯肉へと変化させることができます。
上記以外に、知覚過敏症の症状緩和・抜歯後の痛みを緩和、止血効果、治癒促進・歯の漂白効果(ホワイトニング)・顎関節症の症状緩和、などの効果もあります。
口腔外バキューム

口腔外バキュームで清潔な環境を維持
切削の際に飛び散る細かい物質は、肝炎ウイルスなどの病原性ウイルスも含まれています。当院では、口腔外バキュームで口元の空気と共に吸引し、 患者様が安心して治療を受けられる清潔な環境を維持しています。
AED

自動体外式除細動器
当院では万が一の応急手当に対応すべく、AEDを設置しております。わたしたちは、歯科治療という緊張を強いる場合に心臓発作が起きた時や、万が一、突然の病気(怪我)におそわれるか予測ができません。そんな時でもすぐ使用できる体制を整えておくことはとても重要だと考えています。